Computational Biophysics Laboratory

本研究室では、生体分子、生命現象、生体に役立つソフトマターに関して、物理的な統計平均、揺らぎ、エントロピーなどを基礎に、モデルを作成しコンピュータで研究します。ナノ繊維を作るタンパク質、がん関連タンパク質、バクテリアコロニーの成長、ゲルの構造などを研究しています。

Protein Image

Protein

シミュレーションを用いた、タンパク質の構造解析を行っています。タンパク質は多数のアミノ酸から構成され、様々な活性を持つ分子として知られています。多様な機能にはタンパク質の構造が関連しており、構造を知ることで機能の解明を進められると考えられます。

Bio. Phen. Image

Life Phen.

バクテリアが寒天培地上で作る様々なコロニーのパターンについて、個体レベルから解析できるモデルを考案し、計算機シミュレーションによるコロニー形成過程の研究を行っています。位置の違いによって、体レベルの運動に質的な相違が生じることがわかっています。

Soft Matter Image

Soft Matter

ソフトマター材料の中でも、ゲルは人工軟骨、コンタクトレンズ、眼の手術の材料などに使われていて、生命に役立つ重要な材料です。私たちは東京大学の実験グループと共同で、ゲル材料のシミュレーションを行っています。実験研究者に示唆を与えることができます。


Topic


日本物理学会で研究発表を行いました。
2024.3.20,21

2024年3月18日から21日にかけて日本物理学会 2024年春季大会がオンライン上で開催されました。

続き

教科書が出版されました。
2024.3.19

2024年3月19日に株式会社東京化学同人より「基礎講義情報科学」が出版されました。

続き

2023年度学位授与式が開催されました。
2024.3.15

2024年3月15日に学位授与式が開催されました。

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