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職場のWSに外からアクセス

       by 高須    last modified 1998.4.11

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目次 1。現在の状況 2。出張中のメールの読み方 3。出張中のメールの書き方 4。出張先からFortranのプログラムを実行4.11

1。現在の状況

職場ではSun SS10がメールサーバーとして動いてます。
出張中や自宅から、このワークステーションにアクセスする方法に
ついてまとめてみました。

○は私ができた例で、×は私にはまだできてません。
×の中には、DOS化すればできるものも含まれてます。
私は、DOSは苦手なので、モバをDOS化してません。


                    (A)         (B)          (C)
                  PPPサーバ  非PPPサーバ   nifty
モバから
(1)telnet × ○ ○
(2)ftp × × ○(遅い)
(3)自動でメール ○ × ×
説明: (3)自動でメール 「モバで作った文書を、From行=職場アドレスの
メールとして出す」という意味です。
(A)PPP 大学のセンターの電話(PPP接続用)
(B)非PPP 大学のセンターの電話(昔からある方の電話。9600bps)
(C)nifty 最寄りのniftyのアクセスポイントどこでも。
go telnet, go ftpで、telnetやftpができます。
・telnetというのは、moreやmailの行コマンドが使えるという意味で、
viやemacsの画面エディタは使えません。
(DOS化すると、画面エディタが使えるそうです。)

・(A)-(1), (A)-(2)も、DOS化すればできるそうです。


追記3.18
・金沢大センターの非PPP接続(B)のサポートはなくなったそうです。

・試しに、PPPサーバ(A)で、「メール受信」をやってみました。
モバはMC-MK32です。

「未読メールのみ読む」の設定にした所、

    POPサーバがUIDLコマンドをサポートしてないため、
未読メールのみの受信はできません。
メール設定で受信対象を「全てのメール」に
変更して下さい。
というエラーになりました。はて、UIDLコマンドとは??

・「全てのメールを読む」「サーバーのメールは消さない」という
設定にして受信した所、なぜか、サーバーのメールが全部消えてました。
気持ち悪いので、結局PPP接続は送信だけに使って、受信には使ってません。


2。出張中のメールの読み方

(1)PPP接続で読む方法

これの欠点は、

  (a) 全部のメールを持ってきてしまう。
(b) 1通当たりの時間がかかる。(30秒程度?)。
(2)のtelnet,cat(またはmore)でログ採集だと、
1通2秒くらい。
(c) 未読メールのみ持って来ることができない。
(これは職場のPPP接続の設定のためらしいです。)
そのため、読む時は次の(2)の方法を使ってます。

(2) niftyからgo telnet、ログ採集で読む。

モバイルギアからnifty経由で入る場合、
SJISになります。
職場のWSはJISが標準なので、nkfを使ってSJISに変換します。

ファイルを1つずつSJISに変換するのは面倒なので、
mores cats というスクリプトを使ってます。

メーラはmhを使ってます。 フォル ダー分類を使って、
急ぎでないフォルダーは見ないようにしてます。

メールは各フォルダーに、1061, 1062, 1063などの番号の
名前のファイルとして入ってますので、
上記の
moresを使って、

   mores 1*
で全部sjisで読めます。

返事を書く必要があるメールは「ログ採集」キーを押しておくと、
モバイルギアに落せます。

注意
「ログ採集」によってできたファイルには、.LOGという拡張子がついてます。
このファイルを編集してメールとして送ると、字化けします。
ファイル名変更で.TXTに変えるか、
新規文書を作って、その中にログを読み込むかにします。
新規文書は自動的に.TXTの拡張子がつきますので、
メールで読める形で送られます。


3。出張中のメールの出し方

出張中にどうしてもメールを出す必要がある時は、
次の3つの方法のどれかを使います。


(1)niftyのアドレスから出す。

これが一番簡単です。 「出張中なので、niftyのアドレスから出します」と一言ことわればすみます。
オフラインで書き、メールを出す時間(1分以内に出せます)だけ、
最寄りのniftyのアクセスポイントにつなげばいいので、
通信費も安くすみます。

何らかの理由で、「From行=職場アドレス」から出したい時は、
(例えば、登録アドレスからの発信しか受け付けないMLなど)、
次の(2)か(3)を使ってます。


(2)職場のWSにPPP接続。

これは国内出張の場合です。
職場のPPPのせいか、1通出すのに、1分40秒もかかります。
東京からだと1通100円程度かかります。

届いたメールのヘッダに

   X-Mailer: NEC Personal Communicator Mobile Gear [1.00]
という行が入り、モバイルギアから送っていることがわかります。

(3)メール転送の方法

1. niftyのアドレスから、職場アドレスにメールを出す。

2. niftyから、telnetで職場のWSに入る。

3. メールのヘッダをスクリプトで落して、 本文のみのファイルにする。

4. 送付
   mail -s 'daimei' dareka@address < file
で送る。

上記の操作1〜4を自動化することも可能ですが、
危なそうなので、やってません。

遠方の出張でたくさん出す場合は、
(2)のPPPの方法よりも、この方法の方が、
近くのniftyにアクセスするだけなので、安いです。


4。出張先からFORTRANのプログラムを実行。

出張先で、電卓では面倒な、ちょっとした計算がしたい時は、
以下の方法でやってます。

(1)モバイルギアにプログラムを書く。

(必要なら、上の「メールを読む」の(2)の方法で、
既にあるプログラムをモバに落してから修正。)

(2)メールでプログラムを、niftyアドレスから、職場のサーバーに送る。

(3) nifty経由のtelnetでサーバーに入る。

(4) ヘッダを落すスクリプト: h2で、ヘッダを落す。

(5) できたファイルの名前を変える。(例: test.f)

(6) コンパイルする: f77 test.f

(7) 「ログ採取」を押す。

(8) 実行する: a.out

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