by 高須 97.09.16, modified on 98.1.27 → UNIXメモの目次 → ホームページ
1。majordomoのインストール
majordomo-1.94-3のインストールを行なった。 最も簡単なMLの設定は、マニュアル通りでうまくいった。
2。作りたいMLのスペック
(1)Subject行に番号をつける。
Subject: [Test-ML: 4] problem
(2)replyをかけた時に、
Subject: [Test-ML: 5] Re: [Test-ML: 4] problem
ではなくて、
Subject: [Test-ML: 5] Re: problem
と出るようにする。
(3)index で題名を取り寄せた時、日本語の題名・差し出し人が
ちゃんと出るようにする。(nkf -mをかける)
(4) digestはなし。archiveあり。
3。aliasesファイルの設定
/etc/aliases の追加部分は次の通り。
majordomo: "|/home/majordomo-1.94/wrapper majordomo" owner-majordomo: majordom majordomo-owner: majordom test:"|/home/majordomo-1.94/wrapper sequencer2 -l test -N -h hostname test-outgoing" test-outgoing: :include:/home/mail-lists/lists/test owner-test:my_name owner-test-outgoing:owner-test この後、NISを更新した。SubOS4.1.4の場合は、/var/yp/の下にある。
私の使っているマシンでは、/var/yp/sankouの下でmakeをやった。
4。majordomo.cfの変更
majordomo.cfの変更箇所は次の通り。 ファイルの場所 $whereami = "host_address"; $listdir = "/home/mail-lists/lists"; $log = "/home/mail-lists/Log"; $filedir = "/home/mail-lists/lists"; 一覧表の日本語を読める形にする。 $index_command = "cat INDEX | /usr/local/bin/nkf -m";
5。test.cfの変更
test MLの設定ファイルtest.cfの変更点は次の通り。 index_access = list nonadvertise << END /.*/ END reply_to = test@host_name subject_prefix = [Test-ML: $SEQNUM] subscribe_policy = closed unsubscribe_policy = list which_access = list who_access = list message_fronter << END ============== test ML =================================== END
6。sequencerの変更
majordomo付属のスクリプトsequencerをsequencer2にコピーして、変更した。 Nobさんのページを参考にした。 (1) Replyをかけた時、メール番号を1つにする。 &abort("sequencer: Can't open /tmp/sequencer.$$.in: $!"); while () { + if (/^Subject:/) { + s/R[eE]\: \[.* \d+\]/Re\:/; + s/R[eE]\:\s+R[eE]\:/Re\:/g; + } print IN $_; } (2)subjectを書かなかった時の処理 #old line changed $subject = $foo . "Message for " . $opt_l; $subject = "Subject: " . $foo . "Message for " . $opt_l; の修正を行なった。
7。ファイルの準備
/home/mail-lists/ に、 1)testファイルを作る(メンバーリスト) 2) test.seqファイルを作る。中身は数字の1を入れておく。 3)ディレクトリ /home/mail-lists/Log/test を作っておく。 chown majordom * により、所有者をmajordomにしておく。 例えば、3)のディレクトリにアーカイブが入らない時に調べてみたら、
所有者がrootになっていて、majordomになってなかった。
Subject: BOUNCE test@hostname: Admin requestとしてエラーが出ます。
ある同窓会MLは某プロバイダに置いていて、Majordomoで運営されてます。
このMLの管理者のためのMLをMajordomoで作りました。
これは大変便利なのですが、その同窓会MLのapprove作業を
他の管理者に知らせるために、「Cc: 管理ML」にすると、
管理MLは、自分の所に来たapprove処理だと解釈して、
エラーを出し、配送されません。
approve作業をCcする時は、個人アドレスにした方がいいようです。
一般の内容のメールをMLに送る時も、行頭にapproveが入ってると
エラーになるようです。とりあえず日本語のメールなら
問題ないでしょう。
・Nobさんのページ 連番のつけ方、listsに含まない方法、MLのhtml化など。 ・majordomoFAQ ・majordomoいろいろ(英語) ・ML管理者のための解説書
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