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Povrayメモ

       by 高須       last modified 2004.6
                                                ホームページに戻る 

Linux上でPovrayを使って動画を作る方法のメモです。 パソコンのOSはTurbolinux 8。
(0)必要なソフトをダウンロードする。

・PovrayのLinux用。ダウンロードできる場所
    Version 3.5。書いてある通りにインストールした。

・mpeg2encodeをダウンロードする。
    ダウンロード場所から、* mpeg2codec_v1.1a.tar.gzをダウンロードした。
    gunzip, tar xvfで解凍。READMEを読んで、makeする。
    root権限で、mpeg2encodeを/usr/local/binにコピーした。

    これがあると、convert *.png all.mpgという風に、mpegファイルが作れる。

(1)まずは静止画像1枚を作るのに慣れる。 コマンドとしては、 povray p1.pov でp1.pngというファイルができる。 カメラの設定など決める。 詳細はPovrayのオンラインマニュアルを見る。 シーンファイルの例 球を1個表示させる。 後で、球の中心座標をデータから読み込みたい。 このシーンファイルからp1.pngを作り、convert p1.png p1.jpgを使って、 jpegファイルに変換したもの。
(2) データファイルから、Povrayのシーンファイルを たくさん作る。Perlを使うと便利。 Perlプログラムの例 data1から、球の中心座標(x,y)座標を読みとり、 2次元面を上から見た図を作る。 1つの座標データで1つの図(ファイル)を作る。 ファイルの名前は、0001, 0002,...という風につける。 (後でconvert *.pngで順番に処理したいため。) 不変部分はあらかじめファイルに入れておく。シーンファイル前半 後半 最初はデータ行5行くらいでテストする。
(3) できたpovファイルをpovrayコマンドでpngファイルにする。 これもPerlかC Shellのスクリプトを作るとよい。 Perlのプログラム例
(4) pngの静止画像たくさんをmpegファイルに変換する。 convert *.png all.mpeg で変換できる。 出来上がりの例 単なる2次元ランダムウォーク。