トピック3
ドーパミンが感覚刺激に対する反応を修飾することを示しました。
中心複合体のFB(扇状体)のニューロンに発現するD1R2受容体が関与しています。このニューロンの働きをさらに明らかにしていきます。
トピック2
視運動反応の頑強性を生み出す神経基盤を実験的、神経生理学的、理論的に示しました。
Yoshinori Suzuki, Hideaki Ikeda, Takuya Miyamoto, Hiroyoshi
Miyakawa, Yoichi Seki, Toru Aonishi, Takako Morimoto.
Noise-robust recognition of wide-field motion
direction and the underlying neural mechanisms in Drosophila melanogaster. Scientific reports 5:10253. doi:
10.1038/srep10253 (2015)
Open Access
http://www.nature.com/srep/2015/150514/srep10253/pdf/srep10253.pdf
情報理論で用いられるROC解析をハエの視運動反応解析に用いることで、初めて可能にしました!
行動実験方法
今後も、このような、行動実験、神経生理学実験、理論解析をあわせて行うことで、行動、感覚認知の神経基盤を明らかにしていきます。これは、東工大、青西研究室との密接な共同研究により可能になっています。
トピック1
動く物体の方に顔を向ける行動を観察
視覚経路の柔軟性を発見しました!論文が出ました!
Akiko Kikuchi, Shumpei Ohashi, Naoyuki Fuse, Toshiaki Ohta, Marina
Suzuki, Yoshinori Suzuki, Tomoyo Fujita, Takuya Miyamoto, Toru Aonishi,
Hiroyoshi Miyakawa, and Takako Morimoto Experience-dependent Plasticity
of the Optomotor Response in Drosophila melanogaster. Developmental Neuroci 34;533−542(2012)
視覚認識機構
動きを検知する仕組み