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アストロバイオロジーネットワーク2016年年会(仙台)

               

日時: 2016年9月22日(祝)13時30分〜18時、23日(金)9時30分〜15時50分
場所: 東北大学片平キャンパス サクラホール 2階A,B室

日程:
9月22日13時30分〜15時10分:

セッションI アストロバイオロジーの最前線(各トピックに関し、演者が最新情報をレビューする。それに対する討論を行い、分野の違いを超えた知的交流を行う勉強会)

生物学におけるアストロバイオロジー研究: 山岸明彦(東京薬科大学、招待講演)
宇宙での複雑有機物の生成とその生命起源研究における意義: 小林憲正(横浜国立大学、招待講演)
宇宙における生命関連物質探査の現状と将来:大石雅寿(国立天文台、招待講演)
地球における生物の痕跡の探査:掛川武(東北大学)

セッションII 太陽系探査

○熊本 篤志1,笠羽 康正1,土屋 史紀1,三澤 浩昭1,宮本 英昭2, 西堀 俊幸3, 岩田 隆浩4(1東北大, 2東大, 3JAXA R&D, 4JAXA ISAS)
生命居住可能性検討のためのJUICEパッシブレーダ観測による木星氷衛星地下探査

○吉村義隆1、山岸明彦2、佐藤毅彦3、宮川厚夫2、長沼毅4、佐々木聰5、今井栄一6、出村英裕7、藪田ひかる8、三田肇9、癸生川陽子10、小林憲正10、塩谷圭吾3、宮本英昭11、石上玄也12、藤田和央3、臼井寛裕13(1玉川大・農、2東薬大・生命、3JAXA、4広島大・生物圏科学、5東京工科大・医療保健、6長岡技大・生物機能工学、7会津大・コンピュータ理工、8阪大・理、9福岡工大・工、10横浜国大・工、11東大・研究博物館、12慶応大、13東工大・地球生命研)
火星着陸探査計画のための生命探査装置

○中川広務1、青木翔平2、笠羽康正1、佐川英夫3、前澤裕之4(1東北大学、2IAPS-INAF、3京都産業大学、4大阪府立大)
高分解能分光地上観測による火星大気微量成分・同位体計測

セッションIII: Prebiotic Chemistry
○竹内悠人、古川善博、掛川武(東北大)
初期海洋への隕石衝突を模擬した有機物合成実験における蛇紋石の影響

○古川善博 (東北大)
初期地球におけるオリゴヌクレオチドの生成に関する最近の研究と問題点

招待講演 永沢恵理子、○三田肇(福岡工大・生命環境)
リンゴ酸モノアンモニウム塩とアミノ酸から生成するポリアミノ酸共重合体の質量分析

17時〜18時:ポスターセッション 会場: さくらホール1階ラウンジ

○今井栄一(長岡技術科学大学)
原始地球の多様な熱水環境をハイパーフローリアクターで造る

○河合純1, 2、Hyo-Joong Kim 2、Steven Benner2 (1横浜国立大学、2Foundation for Applied Molecular Evolution)
火山から噴出される二酸化硫黄による糖生成の影響

○高橋隼1、松尾太郎2、伊藤洋一1(1兵庫県立大学、2 大阪大学)
偏光分光観測による系外惑星大気調査の実現可能性

○國武優樹、掛川武(東北大)
27億前のカナダシュライバー地域における海底熱水活動の影響を受けた堆積物に見出される微生物活動の痕跡

○坂井健海、掛川武(東北大)
南アフリカ・バーバートン地域における32億年前縞状鉄鉱層と微生物活動の痕跡

○秋廣尚斗、掛川武(東北大)
南アフリカJosefsdal周辺に存在するフィグツリー層群に対する地質学的・地球化学的研究

○唐澤信司(宮城工業高等専門学校)
気泡の膜面に接してラセン構造に組織された水の分子の回転運動によるキラル増幅

○岡田陽介、古川善博、掛川武(東北大)
高温高圧におけるアスパラギン酸の重合実験とペプチド化に対するpHの影響


19時00分〜21時00分:懇親会 海鮮屋


9月23日 9時30分〜10時15分
特別招待講演: NOMAD on ExoMars 2016 Trace Gas Orbiter and the exploration of habitability on Mars
○Ann C. Vandaele1, A. Mahieux1, Ian R. Thomas1, Eddy Neefs1, Bojan Ristic1, F. Daerden1, Jose-Juan Lopez-Moreno2, Giancarlo Bellucci3, Manish R. Patel4, and the NOMAD Team(1Royal Belgian Institute for space Aeronomy (IASB-BIRA), Belgium, 2IAA-CSIC, Spain, 3IAPS-INAF, Italy, 4OU, United Kingdom)

セッションIV: 地球外有機物の分析と観測

招待講演 ○癸生川陽子1、三澤柊介1、松隈諄1、依田功2、大内貴仁4、濱中颯太4、村松康司4、橘省吾5、小林 憲正1(1横浜国立大学、2東京工業大学、3福岡工業大学、4兵庫県立大学、5北海道大学)
小惑星でのアミノ酸前駆体形成におけるガンマ線と鉱物の効果

招待講演 ○薮田ひかる1, 野口高明2, 伊藤正一3, 中村智樹4, 大久保彩5, 岡崎隆司2, 橘省吾6, 寺田健太郎1, 海老原充7, 永原裕子5(1阪大、2九大、3京大、4東北大、5東大、6北大、7首都大)
南極表層雪から回収された宇宙塵から、隕石ではわからない初期太陽系の有機—無機共進化を読み解く

○鈴木大輝1、大石雅寿命1、齋藤正雄1、廣田朋也1、Liton Majumdar2、Valentine Wakelam2(1NAOJ、2Bordeaux University)
ホットコアにおける複雑有機分子の形成モデル

○太田憲雄1、Christiaan Boersma2(筑波大学・数理物質科学研究科1、NASA, Ames Res.2)
空孔グラフェン分子による星間赤外スペクトルの再現

セッションV: 初期生命と地球環境
招待講演 ○杉谷健一郎1, 2,小濱貴史1 , 高木菜都子3 (1名古屋大学大学院環境学研究科,2Australian Centre for Astrobiology, 3名古屋大学情報文化学部)
前・中期太古代微化石群の産状と形態の多様性 ○小高智太郎 (東北大)
カナダ-オンタリオ州ポッター鉱山のVMS鉱床に見られる27億年前の微生物活動の地球化学的痕跡

13時10分〜13時55分:特別招待講演 
地球型生命のホモキラリティーの起源
田村浩二
(東京理科大学基礎工学部生物工学科)

13時55分〜14時40分: 特別招待講演 細胞様構造をつくる分子ロボットのデザイン
野村M真一郎 (東北大学工学研究科バイオロボティックス専攻)

セッション VI: 微生物

○大野宗祐1、石橋高1、三宅範宗1、河口優子2、梯友哉3、奥平修1、山田学1、山田和彦3、高橋裕介4、原田大樹4、吉田哲也3、福家英之3、野中聡3、山岸明彦2、瀬川高弘5、小林正規1、石川裕子6、所源亮7、山内一也8、松井孝典1 (1千葉工大惑星探査研、2東薬大、3JAXA、4北大、5山梨大、6リンカーン大、7ISPA、8東大)
大気球による成層圏微生物採取実験Biopause:(1)2016年度実験の概要と初期成果

○石橋高1、三宅範宗1、大野宗祐1、奥平修1、山田学1、山田和彦2、高橋裕介3、原田大樹3、河口優子4、山岸明彦4、梯友哉2、吉田哲也2、松井孝典1 (1千葉工大、2JAXA、 3北大、4東京薬科大)
大気球による成層圏微生物採取実験Biopause:(2) 採取装置

○河口優子1、木下伊織1、藤原大佑1、矢田部純1、鳴海一成2、青木元秀1、中川和道3、橋本博文4、横堀伸一1、山岸明彦1 (1東京薬科大学、2東洋大学、3神戸大学、4JAXA/ISAS)
模擬宇宙環境で生じたDeinococcus属細菌のDNA損傷の解明

招待講演 ○横堀伸一1、中島慶樹1、赤沼哲史2、山岸明彦1(1東京薬大・生命、2早稲田大・人間科学)
古細菌細胞膜の起源:G1PDH、G3PDH、グリセロールキナーゼの分子系統解析に基づいて


講演、ポスター発表申し込み締め切りは

8月8日(月)14時 Closed

所定の用紙(webに掲載)に記入の上、sendaiastro_at_gmail.com へ添付し送ってください。
(送れない場合はkakegawa(アット)m.tohoku.ac.jpへお願いします。)
所定の用紙のダウンロードはこちらから

プログラムを公開しました (16.9.1)

参加費: 無料

懇親会: 9月22日18時 東北大学片平キャンパス、レストラン萩
(会費 5000円 (当日、受付にてお支払い下さい))
参加締め切りは9月9日(金)

ホテル等は各自で手配お願いいたします。

LOC
東北大学大学院理学研究科地学専攻
掛川武 (kakekawa_at_m.tohoku.ac.jp)、古川善博