私たちは、分子生物学と有機化学の方法を用いて、生命科学にアプローチします。

 

分子生物学

生命現象の分子機構と生物活性物質の作用機構

老化や寿命はエネルギー代謝と関連し,食餌量や温度などの環境因子の影響を受けます.そうした環境因子の変動は感覚神経によって感知されます.生物の生存戦略(生存か生殖か)の決定や個体老化には神経による制御が関係していることが考えられます.研究室では,モデル生物として線虫 C. elegans を用いて,老化の分子機構の研究や,老化抑制作用をもつ化合物の探索と作用機構の解析を行っています.
 


 

ケミカルバイオロジー

レドックスバイオロジーと創薬シーズ探索

有機化学や遺伝子工学の方法を用いて,生体内における活性酸素の特異的な検出系の開発や,レドックスやエネルギー代謝関連物質(NADH/NAD+,GSH/GSSG,ATP/ADP)の可視化解析を行っています.また,活性酸素を細胞内の局所で発生する手法を開発します.これらの方法を培養細胞や生物個体に適用して,レドックスが関連する生命現象の仕組みの解明や,医薬シーズの探索を行なっています.
 


 

天然物化学

植物試料から生物活性物質・医薬シーズの探索

植物は医薬シーズの重要な供給源です.レポーター遺伝子を導入した培養細胞を用いて生物活性試験を行うことにより,シグナル伝達や転写を亢進・阻害する天然化合物を生薬・ハーブ等の植物より探索しています.例えば,培養細胞やモデル生物によるアッセイ系を用いて,神経変性疾患や生活習慣病を抑えたりアポトーシスを誘導する活性をもつ化合物を探索しています.
 

論文(2017.10.2)

尹先生たちのコショウに由来する生物活性物質に関する論文が,Journal of Natural Medicines に受理されました.左の写真は,化合物の作用により神経突起の伸長が促進された細胞です.

修士論文発表会(2017.2.28)

2月27・28日に修士論文発表会ありました.研究室の修士2年生5名も28日に無事発表を終えました。頑張りました.

卒業論文発表会(2017.2.23)

2月23日に卒業論文発表会ありました。
晴れ晴れとした笑顔です.

国際学会(2016.8.31)

8月31日〜9月3日にドイツ・ハイデルベルクで Chemidal Biology 2016 EMBO Conference が開催され、修士2年生の 森 雅矢 君が発表しました。