受験生の方へ

井上学科長から受験生の皆さんへのメッセージ

分子生命科学科は、基礎科学を大切にします

 サッカーやテニスが上手になるためにも、楽器の演奏が上手になるためにも、しっかりとした基本が大切ですよね? どんどんと進歩する科学にも似たようなことが言えます。驚くような発見や革新的な発明も、基礎科学の発展がそれを支えています。
  受験生の皆さんが世の中で活躍する時代は、まだもう少し先です。今最先端にあることも、そのときには既に先端ではなくなっていることが考えられます。その先を切り拓いて行くのは、新しい感覚をもった皆さんの世代ですが、それをしっかりと裏付けるものは、やはり基礎となる力であり、基礎となる科学です。
 分子生命科学科は、生命科学を支える物理学・化学・生物学や情報科学のそれぞれを基盤とした研究室をそろえています。そして新たな生命科学の課題や、創薬に関する研究を行っています。

井上学科長

未来のために、学ぶ楽しみを身につけよう:いつの時代にも必要な力とは?

 子供の頃を思い出してみて、世の中で大きく変わったと思うことはありませんか?
 受験生の皆さんが物心ついた頃、人類は21世紀という新しい時代を迎えました。私が子供だった頃、21世紀は夢の未来でした。今、実際に21世紀を生きてみて、私が子供だった頃、受験生だった頃とは、いろいろなことが随分と変わりました。周囲にある物を取り上げてみても、当時はSFやアニメの世界にしかなかった物もあれば、想像もしていなかった物もあります。
 人類の歴史を辿ってみると、大きく変わった時代とゆっくりとしか変わっていない時代とがあります。 18世紀後半の産業革命以来、人間社会の変動は加速しています。今は、人類史上で最も変動が大きな時代なのではないでしょうか? 
 生きるということは、次々といろいろなことに遭遇することですが、変動の速い時代を生きるということは、いつの時代にも増して新たな体験を次々とせざるを得ないということです。そうした時代を納得いくように生きるためには、常に学び続けて行くことが必要です。「学ぶ」ということを楽しむことができたら、それだけ人生は楽しくなることと思います。
 科学の基礎を学び研究することを通して、いつの時代にも必要とされる学ぶ力、物事の本質をつかむ力、深く見る力、論理的に考える力を身につけましょう。

科学の世界で遊んでみよう: 知る喜び、見つける喜び、創る喜び

 新しいことを学ぶことによって、わからなかったことがわかるようになる、できなかったことができるようになる、自分の世界が広がったように感じられる…そうしたときは、どんな遊びにも負けないくらい、とても嬉しく感じます。 皆さんも、そのような体験があるのでは?
 科学を研究するということは、今まで誰も知らなかったことを知る、誰も見なかったことを見ることであり、新しい技術を開発するということは、今まで誰もできなかったことをできるようにすることです。研究には最初から大きな意義が意識されているものもあれば、純粋に興味の向くままに行っているものもあります。自分がまいた種は小さくても、それがいろいろな人の手によって大きく育つこともあります。思いがけず多くの人の役に立つこともあります。そのそれぞれに喜びがあります。そうした喜びを、皆さんも味わってみませんか?

 東京薬科大学の生命科学部は、学生と教員の距離がとても近い学部です。分子生命科学科は、様々な領域の科学を通して、皆さんが将来大きく伸びるためのサポートをします。科学の世界、研究の世界を楽しんでみませんか?

分子生命科学科 学科長
井上英史

学部入試情報|生命科学部入試概要

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