教育活動

第19回海外特別研修日誌(2017年)

Blumberg教授の講義(2017/8/15)

 今日のサイトビジットはProfessor Blumbergによるエピジェネティックについての講義を受けました。Professor Blumbergはそのエピジェネティックな機構が肥満と関係性があるのではと考え、研究していらっしゃっており、今回の講義ではこの項目についてお話しくださいました。エピジェネティックとは食べているものなどによって特定の遺伝子をオンやオフにすることによって、発現するものが変わるといったメカニズムのことを言うようです。これだと抽象的すぎるので具体例として、肥満を用いて説明すると、肥満になる要素としては、一般的に言われているようにエネルギー摂取の過多や運動不足だけでなく、遺伝的に太りやすい形質を持っている人や腸内細菌すらも肥満になるか否かの要素である可能性があるということらしいのです。つまり、原因がわかればやがて私たちは、遺伝子配列と規則正しい食事、そして微生物の組み合わせを用いることで肥満を克服できるかもしれないということだと思います。

 そのほかにも、有機肥料や防腐剤などに使われている化学物質の遺伝子への影響のお話や私たちからの質問にも気軽に答えてくださり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 

(講義のあった学内の建物)