卒業生メッセージ

大川 元 さん

食品衛生から公衆衛生までカバーし、 住民に安心を届けたい

埼玉県立不動岡高等学校出身
2005年3月 大学院修士課程修了(環境応答生物学、現環境応答植物学研究室) 
2007年3月 同博士課程中途退学 
足立区 衛生部足立保健所 衛生試験所 勤務

 食品衛生監視員として保健所に4年間勤務し、食品の製造、販売に関する許認可や調理施設の監視指導などに携わりました。2年前に衛生試験所に異動になり、現在は検査業務を担当。食中毒や感染症が発生した場合に微生物やウイルスを検査し原因を明らかにしたり、住民への情報提供などを行っています。食品に関する苦情や相談も多く、まずは話をしっかり聞き、疑問や不安を的確に把握することから始め、わかりやすく伝わりやすい言葉を選んで回答するよう心がけています。問題が解決して「安心しました」「ありがとう」と言ってもらえたときが一番うれしいですね。 

 大学で学んだ微生物やウイルスの基礎的な知識、それに培養方法や検査方法が日々の業務に活用できているほか、住民にわかりやすく回答するスキルや、検査・調査結果を報告するときの文書作成能力も授業や実習を通じて磨かれたものだと思っています。これまでは食品衛生に関する知識が興味の中心でしたが、異動によって検査業務を担当するようになり、食品衛生から公衆衛生全体に関心が広がりました。仕事で得られた情報を職場内だけでなく、他の自治体の監視員や検査技師に対しても発信し、お互いに活用できるネットワークを構築するのが今後の目標です。