甲種危険物取扱者試験 合格
資格の受験は戦略的に!

生命科学部三年 分子生物学科
藤巻充
(私立秀明高等学校 出身)

私は卒論配属の研究室を化学系にする事を決めていたため、試薬の分類や性質を知っていると配属後に都合が良く、同時に就職を有利にすると考えこの資格を受けようと思いました。

 

この試験を受けるにあたり、甲種危険物試験は合格率が三割を切る事もある難しい試験である事と、受験日の直前に定期試験がある事を考慮して、長期的にコツコツやる方法を選びました。

 

まず一冊参考書を購入し、1~2周しながら単語帳を作成してどこでも暇な時に勉強ができるようにしました。この単語帳と参考書の例題を2~3ヶ月の間ひたすら反復することで、少なくともこれらからであれば完璧にできるようにしました。試験一ヶ月前にはもう一冊、本番形式の模擬テストを購入して解いてみて、暗記の確認と新しい知識を詰めていきました。最後の一週間はネットの問題演習サイトで○×形式の問題を解き続けることで、取りこぼしを拾う作業をして本番に臨みました。

 

甲種危険物試験は法令・物理と化学・消火理論と危険物の性質、の三科目からなっています。私が最も面白いと感じたのは危険物の性質についての科目でした。この科目は化合物の融点・引火点・発火点・色などをひたすら暗記する科目です。しかしよく考えてみると、学部で習った化学の基本的な概念を理解していれば、ある程度はその化合物の性質を予想できるという事に気づきました。それを理解してからは分子構造がマクロでの振る舞いにどう関係しているのかをとても楽しく学ぶ事ができました。

 

この資格に合格できた事は、私にとって大きな自信になりました。資格試験を受ける事は、当然その専門の知識を得る事もできますが、同時に自分に合った勉強法を考え、試す事のできる良い機会にもなります。研究室に配属されてからは学んだ知識を研究に生かしていきたいと考えています。

 

[使用参考書]
『これだけ!甲種危険物試験 合格大作戦!!』奥吉 新平 福井 清輔 (弘文社)
『本試験形式!甲種危険物者 模擬テスト』工藤 政孝 (弘文社)

 

(2014年11月掲載)