在学生の声

中間 翼 さん

環境ホルモンが巻貝に及ぼす影響について、メカニズム解明をめざして研究しています

修士課程1年(環境応用動物学研究室)

 高校生の頃、環境汚染物質や環境ホルモンといった言葉をよく耳にするなかで、環境や動物について勉強したいと思ったのが応用生命科学科に所属する研究室の選択につながりました。卒論のテーマは、船底塗料などに使用されてきた有機スズ化合物の影響による、インポセックスと呼ばれる巻貝類のメスのオス化現象の解明です。イボニシという巻貝を使い、まずは組織の再生という角度からメカニズムへのアプローチを図っています。現在は、組織再生中に発現量の増減が見られる遺伝子に注目し、それらがどのような働きをしているのかを調べているところです。最終的に、再生やインポセックスのメカニズムを解明することで、人への応用をはじめ、環境ホルモンの他の動物への影響を考える手がかりになるのではないかと考えています。

 高橋先生は、学生にヒントを与えて遠くから見守るスタンスで、すべての答えを与えてはくれません。おかげで、どんな知識が必要かを自分で考え、勉強していく姿勢が身についたのではないかと思っています。