資格合格体験記

2014年度 基本情報技術者 合格

和出 沙弥香 さん

これからに繋がる資格

生命科学部4年(生命物理科学研究室)
(浦和ルーテル学院高等学校 出身)

 私が基本情報技術者試験、通称FEと呼ばれるこの試験を受けるきっかけとなったのは、選択専門科目「バイオ情報科学」の講義でした(詳細は2014年ITパスポート合格体験記に書きました)。私はFEを受験する半年ほど前に、情報資格であるITパスポートを受験し合格しました。

 FEでは求められる知識が増えるため、教科書などで知識を固めるよりも、多くの問題に触れて繰り返し解き、知らない用語をなくしていく事の方が効率的だと感じました。参考書に書いてある過去問集は1回の試験分ごとに分割して製本テープでとじ、常に保ち運べるよう工夫しました。

 私は8回分の午前試験の過去問を解き、意味が説明できない用語や略語が出てきた問題を重要度に応じて異なる色の付箋をつけ、覚えるまで繰り返し解いていきました。始めは沢山ついていた付箋が、繰り返し解いていくうちに減っていくことは、勉強に対する達成感につながりました。午後試験は過去問から出題されることはめったになく、また大問形式で出題されます。一つの問題を構成する文章が長いため、過去問を解くのは問題に慣れるためとして3回分程度に留めました。

 私が行っている研究では、C言語で書かれた先輩のプログラムを読みます。また、再帰や整列のアルゴリズムを読み、プログラムを書く上での参考にしています。このプログラムとアルゴリズムに関する分野を自身の強みとして、午後試験に挑みました。

 一方、普段私には馴染みのないシステム戦略やサービスマネジメントといった分野は、時間をかけてよく試験問題を読み解き、問題文の意味を理解することにつとめました。

 現在私はC++を用いてプログラムを組み、ゲル形成のシミュレーション研究を行っています。FEにはC++は含まれていませんが、C++のプログラムが読めるようになれば、FEで出題されるC言語のプログラム問題を理解するには十分だと思います。C++はCとは文字列の扱いやすさやメンバ関数などといった点で異なりますが、共通する部分もあります。そのため、今回の午後試験にC++に関する知識を大いに役立てる事ができました。

 今後はFEで培った知識を忘れずに、C++について更に多くのことを学び研究のためのプログラムを書いていきたいです。

参考書
 Impress Japan出版「かんたん合格 基本情報技術者過去問題集」
 O’REILLY出版 Narasimba Karumanchi著「入門 データ構造とアルゴリズム」

 

(2014年11月記)