学科ニュース

2017.10.05

第76回日本癌学会学術総会にて佐藤礼子助教 (ゲノム病態医科学研究室)がWSCR(Woman scientists in cancer research)シンポジウム賞を受賞しました。これは第一線で活躍し将来の研究発展が期待される優れた女性がん研究者を表彰するものです。

心血管医科学研究室の小島美穂さんと小澤奈菜さん(修士課程在学)の論文「Catestatin prevents macrophage-driven atherosclerosis but not arterial injury-induced neointimal hyperplasia」が、Thrombosis and Haemostasisに9月17日に受理されました。

2017.09.18
2017.08.29

本書は、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「オルガネラ接触場の形成機構と破綻による疾患」の一貫でもあり、オルガネラ接触とその疾患について、日本を中心に世界のトップ研究者が執筆に参画しています。

外部リンク(https://link.springer.com/book/10.1007/978-981-10-4567-7

2017.08.29

本会議では、2013年にノーベル医学・生理学賞を受賞したDr. Schekmanが基調講演を行っています。

外部リンク(https://www.grc.org/programs.aspx?id=11680

2017.08.22

8月20日(日)に教員対象「生命科学への誘い」が開催されました。「がん細胞の浸潤・転移能の指標となる『がん細胞の動きやすさ』を検証する」というテーマで、ゲノム病態医科学研究室が担当しました。定員いっぱいの12名の熱心な先生方のご参加を頂きました。

講習内容はこちらです

 

 

 

 

 

 

 

2017.08.02

7月30日(日)に本学の研究4号館実習室にて、高校生を対象とする「生命科学への誘い」が開催されました。今回の実習内容は、がん細胞の観察とゲノムDNAの抽出です。がんはゲノムDNAの異常によって生じる、本邦において死亡原因第1位の病気です。腫瘍医科学研究室では血液のがんについて日々研究を行っており、その一部分を垣間見てもらいました。

実習を始める前に「ゲノムDNAとがん」について話しましたが、がん発生のきっかけがゲノムの異常であること、更にはこのゲノムの異常によるがん発生機序に基づいて創薬の研究が行われているという説明に、高校生の皆さんは頷きながら聞き入ってくれました。実習ではがん細胞がどのような形態をしているのかについて、細胞質と核を染色したがん細胞の標本をスケッチしながら観察してもらい、その後ティーチングアシスタント(TA)がマイクロピペットの使い方を伝えながら、ゲノムDNAの抽出を行ってもらいました。

今回の「生命科学への誘い」の開催にあたり、ご参加くださった38名の高校生とご家族の皆様、そして実習を準備していただいたTAさんやその他関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。(担当:腫瘍医科学研究室 鍵山)

 

2017.07.31

日本生化学会奨励賞は、生化学の進歩に寄与する顕著な研究を発表し、将来の発展が期待される40歳未満の若手研究者に与えられる賞です。授賞式および受賞講演は第90回日本生化学会大会にて2017年12月9日に行なわれます。

2017.07.31

日本生化学会奨励賞は、生化学の進歩に寄与する顕著な研究を発表し、将来の発展が期待される40歳未満の若手研究者に与えられる賞です。授賞式および受賞講演は第90回日本生化学会大会にて2017年12月9日に行なわれます。

ゲノム病態医科学研究室の佐藤礼子助教が、日本学術振興会の競争的研究資金である「若手研究A」に採択されました。「若手研究A」研究費は39才以下の研究者を対象にした高額な研究資金で、採択が非常に難しい研究資金です。

2017.04.05

ゲノム病態医科学研究室の佐藤礼子助教が、日本学術振興会の競争的研究資金である「若手研究A」に採択されました。「若手研究A」研究費は39才以下の研究者を対象にした高額な研究資金で、採択が非常に難しい研究資金です。

心血管医科学研究室の佐藤健吾助教並びに白井玲美奈(博士課程1年)の論文「A Potent Vasoconstrictor Kisspeptin-10 Induces Atherosclerotic Plaque Progression and Instability: Reversal by Its Receptor GPR54 Antagonist」が、米国心臓協会誌Journal of the American Heart Association (JAHA)に受理されました。

2017.03.13
2017.03.03

修士課程の大学院生は2年間、最先端の研究に携わり、高度な専門知識やプレゼンテーション能力を身に付けます。
大学院修士論文発表会では2年間の研究成果を発表し、専門性の高い活発な討論が行われました。

     

2017.03.03

4年生が1年間かけて行なった最先端の研究についてその成果を発表し、活発な討論が行われました。
 

     

心血管医科学研究室の渡部琢也教授のOverview Article "Adipose Tissue-Derived Omentin-1 Function and Regulation"がComprehensive Physiology(米国生理学会誌)に受理されました。

2017.02.08
2016.10.14

閉症の根本治療にマウスで初成功 〜次世代の治療戦略を提唱〜

 

 

 自閉症などの発達障害や統合失調症などの精神疾患の研究は、大きな社会的要請もあり重要な研究課題となっています。これまでにもその発症要因や治療法を探るために、遺伝子・分子レベルで研究されてきましたが、未だ発症原因に根ざした根本的な治療法は確立されていません。

 この度、分子生化学研究室の福田敏史講師、柳茂教授らのグループは、発達障害・精神疾患の発症との関与が示唆される遺伝子CAMDIの欠損マウスを作製して解析を行いました。その結果、発達障害の原因の一つと考えられている大脳皮質の神経細胞移動の遅延が観察され、実際にこのマウスは多動、繰り返し行動、新規環境への適応不全などの典型的な自閉症様行動を示すことがわかりました。さらに、CAMDIがHDAC6の酵素活性を制御していることを突き止め、CAMDIの欠損がHDAC6の過剰な活性化を招いた結果、神経細胞の移動を調節する中心体が未成熟となり神経細胞移動の遅延を引き起こすことを明らかにしました。これは自閉症の新たな発症メカニズムとしても注目されます。さらに、胎生期にHDAC6特異的阻害剤であるTubastatinAを投与すると、神経細胞の移動は正常に戻り、自閉症様行動も劇的に回復しました。これはマウスを用いた世界初の自閉症様行動の根本治療の成功例であり、次世代の治療戦略の方向性を示す画期的な研究成果です。

 

(ポイント)

・自閉症の治療は発症原因に根ざした根本的な治療法が存在しない

・発達障害・精神疾患に関与する遺伝子CAMDIの欠損マウスは自閉症様行動を示す

・自閉症様行動を引き起こす神経細胞移動の遅延中心体の未成熟が原因と判明

・中心体の未成熟はHDAC6の過剰活性化が原因と判明

HDAC6特異的阻害剤の投与により神経細胞移動の遅延は回復し自閉症様行動が改善

 

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雑誌名:EMBO Reports

論文名:Rescue of CAMDI deletion-induced delayed radial migration and psychiatric behaviors by HDAC6 inhibitor

著者名:Toshifumi Fukuda, Shun Nagashima, Takaya Abe, Hiroshi Kiyonari, Ryoko Inatome, Shigeru Yanagi

論文へのリンク:http://embor.embopress.org/cgi/doi/10.15252/embr.201642416

本学プレスリリース:https://www.toyaku.ac.jp/cms/wp-content/uploads/2016/10/%E3%83%97%E3%83%...

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