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分子細胞生物学研究室へようこそ



2年生講義:放射化学の課題

What's New
新総合教育・研究棟の建設が終わるまで、分子細胞生物学研究室と細胞情報医医科学研究室はラボを共有しています。

2009年の発表論文
○青木健洋君(平成21年博士修了)と市村セラさん(平成21年修士修了)の論文"Identification of the neuroblastoma-amplified gene (NAG) product as a component of the syntaxin 18 complex implicated in Golgi-to-endoplasmic reticulum retrograde transport"がMol. Biol. Cellに発表されました。

○飯沼貴之君(平成20年修士修了)と青木健洋君(平成21年博士修了)の論文"Role of syntaxin 18 in the organization of endoplasmic reticulum subdomains "がJ. Cell Sci.に発表されました。

溝口利英君(学部1期生、平成17年9月生命科学博士(社会人博士)、現松本歯科大学講師)の論文"Identification of cell cycle-arrested quiescent osteoclast precursors in vivo"がJ. Cell Biol.に発表されました。

○植村武文君(平成17年修士修了後、平成21年群馬大学医学研究科博士修了)の論文"p31 deficiency influences endoplasmic reticulum tubular morphology and cell survival."がMol. Cell. Biol. に発表されました。本研究は群馬大学生体調節研究所の原田教授と本研究室の共同研究です。

留学情報
○佐藤精一君(平成19年博士学位取得)はボストン大学医学部のSonenshein博士の下に留学して癌の 研究を行っています。

○若菜裕一君(平成19年博士学位取得)はスペイン・バルセロナCGR(Centre for Genomic Regulation)のVivek Malhotra博士の下に留学し、ゴルジ装置の形成機構を研究しています。

○新崎恒平君(平成18年博士学位取得)はYale大学医学部のCraig Roy博士の下に留学し、レジオネラ菌 の感染機構の研究をしています。


分子細胞生物学研究室の研究目的
真核細胞には膜によって囲まれた様々な細胞小器官(オルガネラ)が存在し、それらのオルガラネは小胞と呼ばれる小さな脂質の袋によって連結されています。新たに合成されたタンパク質は小胞体からゴルジ体を経て細胞膜へと輸送されて行きますが、この輸送は小胞によって媒介されています。

小胞輸送のスキーム




神経伝達物質はシナプス小胞に蓄えられ刺激によって開口分泌されますが、この過程も小胞輸送のひとつとしてとらえることができます。核膜やゴルジ体といったオルガネラの構成単位も小胞です。


具体的には以下の研究を行っています。
  • 小胞とオルガネラ膜との融合に関与するSNAREの研究
  • 小胞体からゴルジ体への輸送を媒介するCOPII小胞の形成機構の研究   
  • 細胞内ホスホリパーゼA1のオルガネラにおける機能   
  • 原がん遺伝子産物c-Ablによるアクチン骨格の制御機構
写真と動画
  • 小胞を活発に生成し、タンパク質を輸送するゴルジ体
      
  • 小胞体からゴルジ体へのタンパク質輸送
    緑色は水疱性口内炎ウイルスのコードする糖タンパク質にGFPを融合させたもの。小胞体に存在するタンパク質が小胞に乗ってゴルジ体へ集積する様子がわかります。
      
  • 小胞体の膜流動性(FRAP)
    GFPを融合させた小胞体膜タンパク質に強いレーザー光を当てると消光が起こりますが、膜タンパク質が小胞体内を動いて消光が解消されていきます。

  • ブレフェルジンAによるゴルジ体の分解
    ブレフェルジンAはゴルジ体を分解させ、ゴルジタンパク質を小胞体へと逆行輸送します。この輸送はチューブ状の膜構造体によって媒介されています。


分子細胞生物学研究室の教育目標
この研究室の目標は「研究を通じて課題探究能力を育てる」ということです。東京薬科大学生命科学部に入学できる学力を持っている人なら、研究者や技術者になれる基礎力は持っています。最先端の研究課題を教員といっしょに取り組むことで、その能力に磨きをかけるのがこの研究室の行う教育です。また、生命科学に関する啓蒙書や教科書の執筆、翻訳なども積極的に行っています。


分子細胞生物学研究室の歴史
 
  • 研究室構成員
    • スタッフ
      • 教授  多賀谷光男  1985年 大阪大学理学博士     
      • 教授  谷 佳津子* 1991年 東京大学博士(農学)*細胞情報医医科学研究室
      • 講師  井上 弘樹  1997年 岡山大学博士(工学)
      • 助教  有光なぎさ  2004年 東京大学博士(薬学)     
      • 研究員 古野 暁子  2002年 東京都立大学博士(理学)
            
      • 秘書  水谷 葉子  

    • 分子細胞生物学研究室大学院生
      • 木榑 猛  生命科学研究科博士3年(研究支援者)
      • 馬場 崇  生命科学研究科博士3年(研究支援者)
      • 大槻竜也  生命科学研究科修士2年
      • 中島寿基  生命科学研究科修士2年
      • 市川門紀夫 生命科学研究科修士1年
      • 清水浩顕  生命科学研究科修士1年
      • 高木大地  生命科学研究科修士1年
      • 竹森亜弥  生命科学研究科修士1年
      • 田中理華  生命科学研究科修士1年
      • 松下 充  生命科学研究科修士1年      

    • 細胞情報医医科学研究室大学院生
      • 米川周佑  生命科学研究科博士2年(研究支援者)
      • 柏木ゆり子 生命科学研究科修士2年     
      • 西谷太一  生命科学研究科修士2年     
      • 菅 綾乃  生命科学研究科修士1年     
      • 川井彩花  生命科学研究科修士1年      

      *分子細胞生物学研究室では、科研費補助金を利用して博士院生を研究支援者として採用し、研究
      を推進しています。同時に、院生の生活を補助することで研究活動に専念できる環境作りをしてい
      ます。



  • 大学院生の就職状況(2000年〜2008年)


  • 発表論文(1995年〜2009年)


  • 研究費取得状況(1994年〜2010年)





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    製作:多賀谷光男
    作成日: 2010年3月25日